こんにちは。

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。

今までレシピブログという事もあり出来るだけ個人的なストーリーは控えてきましたが、一定期間が経過し、私たちも少なからず自信をもって継続していける食事療法の答えにたどり着いたので、少しですがブログの背景を綴りたいと思います。

レシピは今まで通り皆さまの生活にあわせて活用していただけたら嬉しいですし、少しだけストーリーを知っていただくことで、糖質制限レシピの裏付けになればと考えています。

 

Salute a Tavolaは、海外で糖尿病1型を発症し、そこから考え方やライフスタイルを見直し、私たちが日々実行している食事療法のレシピブログです。

私たちのすすめる糖質制限は、痩せるためのダイエットレシピではなく、持病と向き合い食事療法で生活の質をあげるという考え方です。

イタリア料理をメインにしているのは、夫がイタリア人でプロの料理人であるのと、ドイツで生活をしているためです。

 

病気を診断されたのは、30代半ばで働き盛り、念願の夢をかなえて小さなイタリアのデリを二人ではじめてしばらくたった頃でした。

当時の私達は今よりも病気についての知識が圧倒的に乏しかったので、何が原因で急に具合が悪くなるのかわからず日々頭を悩ませていました。

インスリンの打ちすぎがなどが原因で急な低血糖に陥ることは日常茶飯事、高血糖時には性格が荒っぽくなることもしかり、さらには夜中に低血糖で意識不明になっていないかなど、毎日不安で心の平穏とはまったく無縁の生活を送っていました。

もちろん、他のストレスがついてまわったということもあります。

具合が悪くてもゆっくりと休めないハードな生活を過ごしているうちにどんどん顔色が悪くなり痩せていく夫を見ながら、仕事と健康のバランス、ある意味で人生の本質について日々考えるようになりました。

 

わかっていたのは、アンバランスであるという事実。
 

いきついた答えは、健康があって質の良い人生をおくれるということ。

健康なくして良い仕事もできないし、ヘルシーな思考も良好な人間関係も築けないということですね。

答えを出して決断するのは苦渋の選択でしたが、そのあとは簡単でした。

お店をたたみ、自身の健康と向き合う生活を本気ではじめました。

 

具体的には生活改善と糖質制限の食事療法による体質改善です。

 

食事は自分が何を食べているのか強く意識をすることがとても大事で、買い物をする時には旬の食材、産地、飼育環境以外にも原材料と成分表を必ず確認するようになりました。

商品の見た目やブランドに魅せられて無意識に購入してしまう物の中には、食品添加物や糖が多く含まれるものも沢山あります。

次に大切なのは、食材の性質を知って、炭水化物を食べる時には必ず計量することです。

米、麺、パン、イモ類、豆類などを食べる時は必ず計量します。

最後に、食事の順序です。

必ずベジファーストで野菜を食べてから、たんぱく質などを食べていきます。

 
食事療法をはじめた当初は、今よりもゆるいペースで少量の炭水化物を取り入れた糖質制限を続けていました。

続けているうちに以前ほどの効果を実感できなくなったので、2020年1月からはさらに厳格な糖質制限の食事療法(ケトジェニックダイエット)をはじめました。

きっかけは、アメリカ人医師、バーンスタイン氏の徹底した糖質制限食という考え方に共感し可能性を感じたからです。

バーンスタン医師も幼少期より糖尿病1型を患っており、自分をモデルに糖尿病の研究をすすめた方で、現在86歳の現役医師です。

これは今までいろいろと試してきた中でも圧倒的に効果があり、生活の質を本当に変えてくれました。

食べ方は、いつも通りベジファーストで野菜を先に食べた後、適度なタンパク質・低糖質・高脂質の炭水化物を控えた副菜をバランスよくとります。

糖質を控えると血糖値が安定するので、睡眠の質が高まり万年疲れているという状態から脱却しました。

それまでは手足の末端が常に冷たかったのですが、血行もよくなり、基礎体温もあがり、心穏やかに生活できるようになりました。

以前のような不定期に突然おこる血糖値スパイクが圧倒的に減り、インスリンを打つ以外は、ほぼ健康な人と同じような穏やかな血糖値で生活できるようになったのです。

今現在(2021年1月)1年以上継続して数値を計りながら経過をみていますが、落ち着いた安定した生活を保てています。

私たちもはじめは正直難しそうだと思いましたが、おもったよりすんなりと生活になじんだというのが感想です。

 

このブログにたどり着いて、糖質制限に興味をおもちの方には、現在健康がすぐれずつらい思いをされていて方法を模索されている方、大切な家族がなんらかの病気を宣告させて途方にくれている方も少なからずいると思います。

また全世界で猛威をふるう新型コロナウイルスがきっかけで、生活や健康を見直された方もいるかもしれません。

 

日々の食事は健康と直結する大切な習慣です。

イタリア料理は、小麦類(パン、パスタ、ピッツァ)を控えれば、素材をいかすシンプルな調理方法の糖質制限食が数多くあります。

私たちも以前はパスタやピッツァが大好きでしたが、身体が楽になっていくにつれ、自然な流れで”食べたい!”という欲求がなくなりました。

どうしても我慢ができない時には、質のよい食材を選び計量して存分に味わう、そしてその回数を徐々に無理なく減らしていくスタンスでよいと思います。

いきなり厳しい食事療法を始めても続かないので、個人のライフスタイルにあった継続できる方法から徐々にはじめて、そこから少しずつ広げていく。

身体が軽くなり、ポジティブな効果が得られれば自然な流れで生活習慣になっていくと思います。

 

最後に、糖尿病は1型、2型、共に合併症のリスクが高い病気です。

将来できるだけ不自由な生活をしない為にも、様々な調理方法を取り入れ、知識を深めて、後悔のないハッピーライフをおくっていきましょう。

 

 

きっかけを貰った医師の本
リチャード・K・バーンスタイン
バーンスタイン医師の糖尿病の解決 正常血糖値を得るための完全ガイド

英語ですがYouTubeでも見れます
Dr.Richard K Bernstein