今日のレシピは、レンズ豆の煮込みです。
スープや肉料理のサイドディッシュとして相性の良い、冬を代表する食材の一つレンズ豆。
実はミネラル、食物繊維が大変豊富な栄養価の高い食材です。
たんぱく質も豊富なので、ヴィーガンの方も良く食べる食材ですね。
レシピでは乾燥豆を使用しているので、水につけて一晩おいてから調理しています。
人参や玉ねぎなどの香味野菜と共に煮込んで作るレシピは素朴な味わいが特徴で、和洋問わず食事に合わせやすい名脇役です。
余談ですが、北イタリアの伝統料理に「ザンポーネ」や「コテキーノ」という豚肉の加工品があります。
これはクリスマス時期から年末年始にかけて食べる季節限定の料理ですが、ここでもサイドディッシュにはレンズ豆の煮込みを添えるのが一般的です。
イタリアでは丸い形がコインを連想させることから、新年の繁栄と幸運を願ってレンズ豆を食べるという伝統があるそうです^_^
レンズ豆の煮込みと、ドイツのソーセージ、Wienerwurstを添えて。
材料 2~3人分
- レンズ豆 150g
- 玉ねぎ 大1個
- にんにく 1片
- 人参 大1個
- セロリ 少々
- じゃが芋 1個
- ローリエ 1枚
- 鷹の爪 少々 (お好み)
- オリーブオイル
- 塩、胡椒
- 白ワイン 少々
- 野菜ブイヨン 500ml程度
糖質制限をされている方は、豆に食物繊維(炭水化物)が含まれるので、ジャガイモは加えずに作ることをおすすめします。
省略してもシンプルな味わいで様々なお料理に合わせやすいです。
下準備
- レンズ豆は水をたっぷりと加えて一晩おいておく
- 小鍋で野菜ブイヨンを作る
作り方
- 深鍋を用意する
- にんにくを潰すか、½ にカット
- 玉ねぎのみじん切りと、にんにくをオリーブオイルで炒め、香りを引き出す
- ピリリとしたアクセントを好む方は、鷹の爪を加える(種は取り除く)
- 人参、じゃが芋、セロリを小さくカットし、一緒に炒める
- 火が通ったら、レンズ豆を加えて炒める
- 白ワインを少々加えて、アルコールを一気に飛ばす
- 準備しておいた、野菜ブイヨンを一気に加える
- ローリエを加える
- 野菜ブイヨンが沸騰したら、弱火にしてゆっくりとコトコト蓋をして煮込む
- 蓋は空気が通るように、少しずらしておく
- 途中、塩、胡椒で味を調える
- 30分くらいで一度様子を見て、必要に応じ、更に15分~30分煮込む
- 後半は、水分を飛ばすために蓋は開けて煮こむ
- にんにく、ローリエ、鷹の爪を取り除き完成
こちらにも参加しています^_^