今日のレシピは、生のアーティチョークをたっぷりと使ったタリアテッレです。
アーティチョークのシーズンは11月頃から4月頃。
地中海料理に欠かせない冬野菜のアーティチョークは、栄養面でもイヌリン等が豊富なヘルシー野菜です。
代表的な食べ方には、蒸す、揚げる、等がありますが、品種によってはサラダで食べることも可能です。
今回は、唐辛子をきかせ、にんにくの香りを目いっぱい引き出したシンプルなアーリョ・オーリョでソースを作ります。
調理は簡単で仕上がりも美味しいので、アーティチョークを仕入れて是非試してみてくださいね。
パスタと一緒にワインをあわせたい!
アーティチョークはワインをあわせるのが難しい野菜です。
それはアーティチョークの独特な苦みが舌の感覚を麻痺させてしまう為ですが、他に、香辛料、酸味のきいた料理、チョコレートなどもやはりあわせにくいと言われています。
イタリア語に「インフィノッキアーレ」という言葉がありますが、それは当時のワイン商が、はじめにフィノッキョ(フェンネル)の強い香りが入った料理を提供し舌の感覚を麻痺させてから質の悪いワインを売った。というのが語源で「ごまかす」「だます」などの意味で一般でも使われています。
という事で、アーティチョークのパスタには好きなワインをあわせて楽しく食べるのがベストでしょう。
材料 2人分
- タリアテッレ 約200g
- 生アーティチョーク 2個
- にんにく 1片
- 赤唐辛子 少々
- イタリアンパセリ 適量
- 白ワイン(あれば少々)
- オリーブオイル 適量
- 塩、胡椒
- パルミジャーノチーズ
作り方
- 深鍋に塩をたっぷりと入れてお湯をわかす(パスタ用)
- フライパンにオリーブオイルをたっぷりとひき、つぶしたにんにくを加えて香りを引き出す
- 刻んだアーティチョーク、鷹の爪を少々加えて炒める
- 刻んだイタリアンパセリを加えて、あれば白ワインをまわし入れる(白ワインがない場合は、省いてもOK)
- 白ワインのアルコールをとばしてから、しばらく炒め、必要ならパスタのゆで汁を時折加える
- 塩で味をととのえる
- 茹でたパスタを素早く加えて、フライパンの火はつけたまま素早くソースと絡める
- 器にもって、最後にお好みで胡椒、パルミジャーノチーズを加えて完成
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