サルデーニャ島のパン　パーネ・カラザウのフィンガーフード

今日のレシピは、地中海に浮かぶ大きな島、イタリア、サルデーニャ島の薄焼きパン、パーネ・カラザウを使ったフィンガーフードです。

もともとは長期間の放牧で家を留守にする旦那や息子たちの為に、村の女性達が一同に集まって朝早くから黙々と作業を分担して、（生地を作る人、生地を薄くのばす人、窯で焼く人、膨らんだパンを素早く半分に切る人）日持ちのする薄焼きパンを大量に作って持たせたことが由来です。

非常に薄くて軽いので、別名をカルタ・ダ・ムージカ（楽譜）とも言います。

乾燥した状態を保てば1年ほどは美味しく食べられ、そのままパリパリとつまんだり、スープの中に細かくちぎって入れたり、またラザニアのように幾層も重ねて食べるなど様々な食べ方があります。

パーネ・カラザウを使った今回のレシピでは、ブルスケッタのように食べやすい一口大にし、今が旬のアスパラガスとサルデーニャ島の名産品、からすみを薄くスライスしたものなどを合わせるなど豪華に彩りよく組合わせています。

組み合わせ次第で様々なアレンジが楽しめるフィンガーフード。

身近にあるものをうまく活用してお洒落に食卓を飾ってみてはいかがでしょうか。

材料

∗フィンガーフードなので、分量は作りたい量によって変わります。一つのパンにのせる量はすべて少量です。写真を参考にしてくださいね。

グリーンアスパラとからすみ

グリルしたナスのマリネとチェリートマト