今日のレシピは、ローマ風トリッパのトマト煮込みです。
イタリア語ではホルモン全般をさすトリッパですが、レシピでは牛の第二胃袋「ハチノス」を使用します。
トリッパを美味しく作るコツは、網目状のひだの間に挟まったゴミなどを綺麗に取り除いて臭みをきちんと下処理すること。
下処理はローリエとスライスレモンを加えた熱湯で20分程茹でてからよくすすぎます。
匂いがきつい時は、その工程を何回か繰り返すと臭みがとれます。
トリッパはドイツでは精肉店やグルメスーパーなどで購入できますが、日本ではオンラインショップでも買えるようです。
そこでもお料理好きのコアなファンが多い部位と紹介されていました。(好き嫌いが分かれますよね)
あとは購入時に迷ったら(色が黒いと匂いがなかなかとれなく下処理が大変なので)、白っぽいものを選ぶと扱いやすいです。
料理は下処理をした後、短冊状に小さくカットして、ブリュノワーズに切りそろえた香味野菜とトマトソースで煮込みます。
玉ねぎ、人参と煮込んだトマトソースはやや甘めの仕上がりなので、鷹の爪、ミント、ペッコリーノ・ロマーノなどが味のアクセントとなります。
仕上げにチーズを沢山かけると美味しいですね。
材料 2~3人分
- トリッパ 約1㎏
- トマト缶 400g
- にんにく 1片
- 玉ねぎ 1個
- 人参 1本
- セロリ 1~2本
- ローリエ 1枚
- 白ワイン 0.2l程度
- オリーブオイル エクストラバージン 70ml程度
- ペッコリーノ ロマーノ 150g
- ミント 4枚
- 塩 適量
- 鷹の爪 1本
- 足し水 必要に応じて
作り方
- 深鍋にオリーブオイルをひき、半分にカットしたニンニクを加える
- 続いて、細かくカット(ブリュノワーズ)した、玉ねぎ、人参、セロリを加える
- 軽く火が通ったら、短冊切りにしたトリッパを加える
- 途中で、塩、唐辛子、ミントで味をつけ、弱火で約20分程調理する
- トリッパが薄茶色になり、水分がなくなったら、白ワインを加えアルコールを蒸発させる
- 続いて、トマト缶を加える
- 時々かき混ぜながら、必要に応じて足し水をする
- 様子を見ながら約1時間煮込む
- 最後に、塩で味を調える
- 器に盛って、香りづけのミントを少々とペッコリーノチーズをかけて完成
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基本のトマトソース
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