今回のレシピは、ロシア風ポテトサラダです。
ロシア風という名前ですが、れっきとしたイタリア料理です。
時代をさかのぼって1860年代、モスクワにオープンした有名なレストランのシェフ、リュシアン・オリヴィエさんが考案したオリヴィエサラダ。
時代の流れでその後レストランは閉店してしまうのですが、当時の富裕層に大ヒットしたジャガイモをメインに様々な野菜と鶏のむね肉などが入ったオリヴィエサラダの名残が今に伝わるロシア風サラダです。またロシアだけでなく、イタリアやスペイン、地中海の国々でも広く親しまれており、こちらでは鶏肉などが入らない野菜中心のレシピが主流になっています。
美味しく作るポイントは食感が良くなるようにすべての野菜の大きさを揃えること。とにかく色とりどりの食材が沢山入るので食べごたえがあります。
材料 約6人分
- じゃがいも 500~600g
- 人参 200g
- いんげん豆 300g
- 茹で卵 2個
- きゅうりピクルス 3~4個
- 塩漬けケッパー 少々
- エクストラバージン オリーブオイル 適量
- 塩、こしょう 適量
- マヨネーズ 適量
マスタードソース
- マスタード(粒なし) 小さじ3~4
- レモン 4分の1
- エクストラバージン オリーブオイル 50~70ml
- 塩 少々
作り方
- ジャガイモを皮ごとしっかりと塩茹でし、粗熱がとれたら皮を剥いて一口大に切る
- 茹で卵を作る
- 一口大に刻んだ人参、いんげんを沸騰した別の鍋でさっと茹でる(お湯には塩をひとつまみ入れておく)
- 3を冷水で洗い、余裕があれば氷水に少々浸しておく
- ピクルスを小さく刻む
- 野菜の粗熱がとれたら、マヨネーズ、マスタードソースを加えて優しく混ぜ合わせる
- 塩、こしょうで味をととのえる
マスタードソースの作り方
- 小さな器にマスタードを小さじ3~4入れる
- レモンのしぼり汁を入れる
- 左手にオリーブオイルを持ちながらゆっくりと器に注ぐ。同時に右手で素早く分離しないようにかき混ぜなめらかなクリーム状に仕立てる
- 塩を少々加えて味をととのえる