今日のレシピは、コリアンダーとライムをしっかりときかせた、白身魚のセビーチェです。
セビーチェは、ペルーやメキシコなど南米の代表的な料理。
特にヨーロッパやアジアなどの様々な文化が交わってうまれた独特の食文化を持つペルー料理は、近年世界中で注目されています。
家庭でもコツさえつかめばとても簡単に作れるセビーチェ。
特に白身魚、ヒラメ、スズキ、タイなどは、手に入りやすくおすすめです。
セビーチェのポイントは、味のバランス。
ライムやコリアンダー、チリなど、素材そのものが主張の強い食材なので、それぞれがうまく調和することが味の決め手になります。特にライムの酸は時間を置くごとに徐々に強くなっていくので、食べる10分くらい前に手早く調理するとよいでしょう。
サイドディッシュにあわせたサツマイモのボイルの優しい甘味と、刺激的でさっぱりとした魚の組み合わせが食欲をそそる一品です。
余談
セビーチェのマリネに使ったライムなどのあわせ調味料を「タイガーミルク」と呼びます。マリネしたときに余ったらペルーの強いお酒、ピスコにいれて飲むのがペルースタイルです。
興味がある方はぜひ試してみてください!
材料 2人分
- 白身魚 約250g
- 赤玉ねぎ 小1個
- ライム 3~4個程度
- 赤唐辛子 1本
- コリアンダー(パクチー) たっぷり
- 塩 適量
- サツマイモ 約½
作り方
- サツマイモを茹でて水分をきっておく
- 魚を小さくサイコロ状にカットする
- 赤玉ねぎを薄くスライス、コリアンダーと赤唐辛子は細かくカット、ライムは絞っておく
- 大きめのボウルに材料と調味料を入れて味のバランスを確認しながら、ライムを徐々に加えてゆっくりと混ぜ合わせる
- 上の写真のように、ライムの酸で魚が白くなってくるのが出来上がりの目安
- コリアンダーや塩のバランスを確認し、完成