タリアテッレは、生地に卵を使用した、平らな細麺で、北イタリアのパスタです。ボロネーゼソース、(ラグーソース)などはタリアテッレの代表的な食べ方です。
生めんタイプのパスタは、時間も手間もかからず、少ない材料で簡単に家庭で作れるパスタです。
手作りは、味もコシも、市販のパスタとは違った美味しさ。一度作ると、また次回も作って食べようと思うこと間違いなしです。
当レシピでは材料はすべてオーガニック食材、仕上がりを大きく左右する粉は、demeterの承認がある商品を使用しています。
家庭で作るからこそ、自分の目で確かめた、確かな素材を使用するので安心ですね。
手作りパスタと美味しいポルチーニのソースをあわせて。
基本のタリアテッレ材料 約2~3人分
- 薄力粉(タイプ00) 200g
- 卵 2個(粉100gにつき卵約90g)
- 塩 少々
- 場合によっては、常温の水 少々
作り方 工程1
- 広さがある、しっかりとしたテーブルの上に粉、卵、塩少々を加えて混ぜる
- 体重を左右にのせながら、両手で粉をしっかりとこねる
- 時々、台に打ち付けながらとにかくこねる
- 生地がまとまらない時は、様子を見ながら水を少し足してこねる
- 最後に、丸めて、ラップをかける
- 30分程度、冷蔵庫で生地を寝かす
イタリアの粉が手に入る際はタイプ00を、購入が難しい場合は、薄力粉と強力粉を半々で作って下さい。またドイツではタイプ405、作りたいパスタによって、そこへセモリナ粉を混ぜても作ることが出来ます。
工程2
- 麺棒を用意する
- 台にうち粉をひいておく
- 生地を薄く長く均一にのばしていく
- 生地をのばすスペースが十分にない場合は、生地を半分にカットして2回に分けてのばす
- フレッシュパスタは茹でると生地が膨張するので薄くのばす
- パスタマシン(imperia)を使用する場合は、2番まで
- 生地をしっかりとのばしたら、手で手前から奥へと、軽い力でくるくると筒状に丸め、包丁で好きな太さに均一にカットする(生地は丸めてもくっつかないので、安心して丸めてください)
- 繰り返しになりますが、茹でると膨張するので少々細目に切っても大丈夫
- 細く切るとタリアテッレ、太く切るとパッパデッレ(パッパルデッレ)になります
- 注意する点は、1本1本の麺が長くなるように、生地を出来るだけ長くのばすこと
写真は、やや不揃いのtagliatelle
保存する場合
- 容器に、粉をひいて、写真のようにクルクルとまとめる
- 写真では、一束50gにしてまとめています
- しばらく、常温で麺を乾燥させてから、冷凍庫で保存(数か月は美味しく食べられます)
作りたての麺を茹でる
- 鍋に水と塩を入れて、沸騰させる
- 沸騰したらパスタを入れ、麺が上に上がってきたら茹であがったサインです
- ソースと絡めて、完成
手作りタリアテッレのポルチーニソース
材料 2人分
- タリアテッレ
- ポルチーニ(乾燥) 10g程度
- イタリアンパセリ 少々
- にんにく 1片
- パルミジャーノチーズ 適量
- オリーブオイル 適量
- 塩、胡椒
ソースの作り方
- 乾燥ポルチーニを水で戻しておく
- フライパンに、大きめにカットしたにんにくと、オリーブオイルを引き入れ、ゆっくりと香りを引き出す
- 水で戻したポルチーニを細かくカットし、一緒に炒める
- 白ワインを少々入れる
- ポルチーニの戻し汁と刻んだイタリアンパセリを加える
- ソースは塩、胡椒で味を調えておく
- パスタが茹であがったら、素早く、フライパンは火にかけたまま、ソースと絡める
- 器に盛り付け、たっぷりとパルミジャーノチーズをかけて完成