今日のレシピは、こだわりの鶏肉と海老の本格パエリアです。
野菜、肉、魚介などを自由に組み合わせるパエリアですが、今回はチキンブイヨンと具のうま味がしっかりとご飯にしみ込んだお焦げが後ひくレシピです。
コツをつかめば誰でも簡単にできますが、美味しく仕上げるためにここはこだわりたい!というポイントをいくつかまとめました。
- パエリア用のフライパンを使う
- ブイヨンは手作りすること
- お米とブイヨンはきちんと計量する
- パエリアの色、お米を黄色にする時はサフランを使う
- 火を止めたらお米を蒸らしすぎない
今回使用しているフライパンのサイズは30cm。
このサイズだと具のボリュームにもよりますが2~6名でシェアする量です。
今からフライパンを購入される方は、使用するコンロの大きさに合わせてサイズを決めると全体に火がまんべんなく通って美味しく仕上がります。
材料 2人分 フライパン30cm
- パエリア米(短粒種) (なければ、アルボリオ米) 200g
- チキンブイヨン 約400g
- 鶏肉 415g
- エビ 4尾
- 玉ねぎ 中1個
- トマト 大½
- アーティチョーク 1本 もしくは、パプリカ(赤) ½個
- オリーブオイル
- サフラン
- 塩
- レモン 1個
∗今回は冬の間に仕込んだオイル漬けのアーティチョークを使用していますが、代わりに手に入りやすいパプリカ(赤、黄)を使うと簡単で彩りも良くなります。
下準備:チキンブイヨン(レシピは別記事を参考に)
作り方
- パエリア用の専用フライパンを用意する(お米にお焦げがつくように調理します)
- 鶏肉の両面をしっかりと炒める
- ∗薄くスライスしたアーティチョーク(生アーティチョークを使用する場合はここで炒める)と刻んだ玉ねぎを途中で加え、鶏肉と一緒に炒める
- 鶏肉に塩をふりかけ、皮面を下にしてパリッとするまで火をとおす
- あまりかき混ぜないで、時々ずらす程度で調理
- 小さく刻んだトマトを加える
- エビを皮付きのまま加える
- パエリア米を洗わずに加える
- フライパンを揺すりながら、丁寧にお米に火が通るようにかき混ぜる
- 別の鍋で温めておいたチキンブイヨンに、サフランをひとつまみ加える
- フライパンに流し入れる
- ブイヨンはお米の2倍、きちんと計量することがお米をアルデンテに仕上げるコツ
- 鶏肉やエビなどの具をフライパンに見栄えよく配置する(完成時をイメージしながら配置すると、綺麗に仕上がります)
- パプリカを使用する際は、細くたてにカットして、見栄えよくここで載せる
- アーティチョークのオイル漬けを使用する場合はここで加える)
- はじめは強火、その後、弱火で約15分
- 塩を全体にかけて味を調える
- スプーンを使って、塩が全体に行き渡るように調整する(繊細に)
- お米や具の表面が乾燥しないようにチェックし、水分が足りないようなら、温めたブイヨンを少々足す
- 15分経ったら火を止め、素早くフライパンに蓋、なければアルミホイルで蓋をして5分休ませる(長く休ませると、余熱でご飯が柔らかくなるので時間厳守)
- 器に盛って、フライパンにお焦げがくっ付いている位が美味しいパエリアです
- お皿にカットレモンを添えて完成!