今日のレシピは、アーティチョークの下処理です。
アーティチョークはイタリア料理や地中海料理に欠かせない食材ですが、美味しいだけでなく栄養も豊富な野菜の一つです。例えば、動脈硬化や高血圧、がんや糖尿病予防などに効果がある野菜としても知られています。
代表的なイタリアのレシピにローマの郷土料理、ユダヤ風アーティチョーク(carciofi alla giudia)などがありますが、リグーリア州やサルデーニャ島などでは、生のアーティチョークをスライスしてサラダとしても食します。
アーティチョークの旬は11月から4月頃。
イタリアでは旬の頃にアーティチョークのオイル漬けを沢山作り置きをし、アンティパストや、パテなどとして活用します。
当レシピでは今後も様々な料理でアーティチョークを使います。
下処理をマスターしてアーティチョークを使ったヘルシーなイタリア料理を普段の食事に取り入れてみては如何でしょうか。
写真は、鋭い棘があるスピノーゾ種
処理の仕方
- レモンと冷水を入れた深めのボウルを用意しておく
- 花の部分と茎を包丁でカットする
- 棘に注意しながら上部、まわりの花弁を手で剥いていく
- 茎の部分がある場合は、小さめの包丁を使用し、表面のごわっとした皮を上から下へ向かってさく(まわりの葉は捨てる)
- まわりの花弁を思いきってむいていき中心に近くなってきたら、上方をナイフで切り落とし、上記写真(タイトル)のようにする
- 半分にカットする
- 上記写真(タイトル)を参考に、中心部位のフサッとした部分を包丁で取り除く
- 薄くスライスし、すぐにレモンを入れた冷水につける
- 同様に、茎の部位も食べやすい大きさに薄くカットする
その他
購入後すぐに使わない場合は、花を活けるように茎をナイフでカットして綺麗な水につけておくと長持ちします。また、一度に沢山調理する予定がある場合は、下処理を7.まで済ませて、レモン入りの冷水に入れ冷蔵庫で保存しておくと便利ですよ。