基本のイタリアン

アーティチョークとからすみのサラダ 

今日のレシピは、イタリア・サルデーニャ島の郷土料理、アーティチョークとからすみのサラダです。

アーティチョークは初冬から春にかけて旬の野菜。今回は棘が鋭いすっきりとした形の品種、スピノーゾを使用しています。

BIG

 

アーティチョークを使ったイタリアンレシピというと、ニンニクの香りが食欲をそそる鍋で蒸し煮にするローマ風や、そのまま素揚げするユダヤ風が代表的ですね。

サルデーニャ島の実家でも、冬になるとよく食卓にあがるアーティチョークですが、普段はどどーんとテーブルに丸ごとごっそりとあがり、各自ナイフでカットしながらオリーブオイルと塩をつけてワイルドに花弁の部分(下の白い部分)も一枚ずつちぎって食べます。

クリスマスなどの特別な日には、写真のように食べやすくスライスし、上にからすみとペコリーノチーズを贅沢にのせて食卓を豪華に飾ります。島の名産品、ボラのからすみとペコリーノチーズをたっぷりと使うレシピはサルデーニャ島ならでは。

日常からおもてなしまで、冬の食卓に欠かすことの出来ないアーティチョークは、美味しいだけでなく栄養も豊富な野菜です。

 

サイドディッシュには島の薄焼きパン、パーネカラザウを添えて。

Pane carasau, typical bread of sardinia

 

材料

  • アーティチョーク 1本
  • レモン 少々
  • イタリアンパセリ 少々
  • オリーブオイル エクストラバージン
  • 塩、胡椒
  • チーズ(ペコリーノ・フィオーレ・サルド、パルミジャーノなど)(お好み)
  • からすみ (お好み)

 

下準備

基本 アーティチョークの下処理

 

モンタージュ

  1. 薄くスライスしたアーティチョークを、オリーブオイルと塩、胡椒、刻んだイタリアンパセリと和える
  2. お好みで、チーズをナイフで薄くスライスしてのせる
  3. 更にお好みで、からすみをナイフで薄くスライスしたものや、パウダー状に削ってサラダに贅沢にのせる