今日のレシピは、アーティチョークと仔牛を白ワインで煮込んだスペッツァティーノです。
スペッツァティーノは、角切り肉と、赤、白ワイン、トマトソースなどをじっくり煮込む料理でイタリア家庭料理の代表的レシピです。
スペッツァティーノで使用する肉は、仔牛、牛肉、豚肉、猪肉など角切り肉であれば何でも良いですが、肉の種類によって白、赤ワインなどを使いわけます。
今回の仔牛の肉は味もデリケートですが、他の肉に比べ煮込み時間が短く柔らかく仕上がるので作りやすさという面でもおすすめです。
材料も調理方法も極力シンプルに、素材の味が引き立つレシピになっています。
用意する材料を見て頂くとわかりますが、白ワインと塩が基本の味付けです。
本当にそれだけで味がまとまるの?と思うかもしれませんが、仕上がりはそれぞれの素材の持ち味がきちんと引き出され、素朴で優しい味にまとまっています。
季節に関係なく一年中楽しめる料理ですが、煮込み料理なので個人的にはやはり冬の印象があります。
冬期には、アーティチョークの代わり手に入りやすい菊芋やゴボウなどを一緒にあわせても滋味深くて美味しいです。
余談ですが、肉と一緒に煮込むと美味しいジャガイモは野菜の中でも糖質の高い野菜です。
健康上の理由で糖質制限をされている方は、冬場は特にジャガイモの代わりに菊芋に置き換えると安心して食べていただけます。
肉と菊芋だけ。というシンプルな組み合わせもおススメです^_^
材料 2人分
- 仔牛 約500g
- アーティチョーク 3個
- ジャガイモ 2個
- にんにく 大1個
- ドライトマト(お好み) 1枚
- イタリアンパセリ 少々
- ローリエ 1枚
- 白ワイン グラス1杯程度
- オリーブオイル
- 塩、粗びき黒胡椒
作り方
- ジャガイモを別鍋で皮ごと下茹でをし、茹であがったら皮をむいて食べやすい大きさにカットする
- 深鍋にオリーブオイルをたっぷりと入れ、刻んだドライトマトとニンニクを加える
- ドライトマトは塩漬けのものを使用していますが、なければ省いても良いです
- 次に一口大にカットした仔牛の肉を炒める
- カットしたアーティチョークを一緒に炒める
- 全体に火が通ったら白ワインをたっぷりとまわし入れ強火でアルコールをしっかりと飛ばす
- ローリエを加える
- 塩加減を調える
- 少し水を加えて、はじめは強火、途中から弱火に切りかえて煮込む
- 肉が柔らかくなった頃を目安に、温める程度にジャガイモを加えて塩で味を調える
- 最後に刻んだイタリアンパセリを加え、黒胡椒をかけて完成
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